観客のレベルも高いって! 欧州のイベント駐車場が凄かった件 後編 初代NSXから東欧マイナー車まで
アルピナB5 GT
スタイリッシュに、快適に、そしてスピーディに大陸を横断する方法としては、他にもこんなものがある。BMW傘下に入る前のアルピナ最後の5シリーズで、250台限定。最高出力633psで、最高速度は328km/hが公式スペックだが、アルピナのエンジニアは355km/hも可能かもしれないと言っている……。 しかし、V10エンジンを搭載した隣のE60型と、どちらを選ぶだろうか?
ルノー・スポール・スパイダー
ケータハムとクリオ(ルーテシア)の間に生まれた子どものように見えるが、実は本格的なスポーツカーだ。車重はわずか960kgで、150馬力の2.0L 4気筒エンジンで0-100km/h加速を7秒以下で達成する。 しかし、ケータハムはともかく、ロータス・エリーゼと比べて25%重く、価格も25%高い。売れ行きは芳しくなく、英国には100台しか導入されなかった。
ダッジ・ヴァイパーGTS
この非常に長いボンネットには、ロードカーの量産エンジンとしては最大級のものを搭載するという、非常に重要な目的がある。 8.0Lの大排気量V10(後に8.4Lまで拡大)は、このSR IIのように最高出力450ps、最大トルク67.7kg-mという驚異的なパフォーマンスを発揮する。 こちらはGTSクーペで、ヴァイパーとして初めてエアバッグを装備した。
ランボルギーニ・ウラカン
駐車場にあった別のランボルギーニ。普通なら、ランボのベストセラー・スーパーカーを一目見ようとは思わないが、この車両は「ペルフォルマンテ」仕様で、さらに重要なことにカラーがマッチしたルーフボックスが付いている。 大陸を横断する、もう1つのクールな方法だ。
ポルシェ928 S4
フェスティバル・オブ・スピードの熱心な観衆が、はるばるイタリアから来ることは予想外ではないが、928で来ることは予想外だ。 しかし、結局のところ、928はまさにそのために設計されたクルマであり、40年経った今でも実行可能なのは喜ばしいことだ。