「驚くべきクオリティー」勝点1をもたらした前田大然の美弾に各方面から賛辞!「今季CLの最終結果を左右するかもしれない重要なゴール」
現地メディアも、前田に対しては軒並みポジティブな評価を下しており、英国公共放送「BBC」は「前田のゴールは、ホームチームが試合を支配するのに苦労する中で見られた、一瞬の華麗なプレーだった。この日本代表選手は右足で巧みな切り返しから見事なカーブシュートを放ち、ポストに当てながらゴールを決めた。それは素晴らしいゴールであり、(今季のCLでの)最終的な結果をも左右する重要なものとなるかもしれない」と指摘している。 一方、日刊紙『The Guardian』は、「セルティックは、相手の決定力不足を見事に突いた。それまであまり目立った活躍を見せていなかった前田が、カットインし、左ポストをかすめるシュートでミニョレの牙城を崩した。ホームの観客は歓喜と驚きが混じった反応を見せたが、前田のこのプレーは驚くべきクオリティーのものだった」と、こちらも彼のゴールを絶賛した。 『THE SCOTSMAN』紙は、「前田が60分に魔法をかけて試合を引き分けに持ち込んだ」、「このウィンガーはこういう状況では生き生きしているようであり、足を滑らせたように見えたにもかかわらず、セイスのインに切り込み、カーブをかけた見事なシュートを決めた」と報じている。 続いて『THE SCOTTISH Sun』紙は、「それまで他の選手と同じくらい不調に見えた前田だが、ミニョレを破ったシュートはこれ以上ないほど正確であり、この瞬間にブルージュの自信は揺らぎ始めた」と伝え、10点満点の採点でチーム最高タイの「7」を前田に与えて、寸評では「セイスを容易に攻略できる場面が多かったものの、最終的な結果を生み出すプレーには欠けていた。しかし、何もない状況から驚くべきターンと右足のフィニッシュを見せた」と、彼の76分間のプレーを振り返った。 「眩い活躍を見せたダイゼンがチームを救った」との見出しを打った『Daily Mail』紙は、「ボールを失ったことでブーイングを受けた数分後、日本人アタッカーは劣勢だったセルティックを試合に引き戻した」と綴り、「相手の右SBとの激しい攻防にしっかりと対応し、興味深い駆け引きを展開。内側に切り返して見事なゴールを決めた」として、採点ではオーストン・トラスティ(8点)に次ぐチーム2番目の「7.5」を付与している。
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