「驚くべきクオリティー」勝点1をもたらした前田大然の美弾に各方面から賛辞!「今季CLの最終結果を左右するかもしれない重要なゴール」
現地時間11月27日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)のリーグフェーズ第5節で、セルティックはクラブ・ブルージュと1-1で引き分け、勝点を8に伸ばしたものの、順位は36チーム中の20位に落としている。 【動画】前田大然が今季CL3得点目となるビューティフルゴール! 本拠地セルティック・パークでの一戦、相手のプレッシャーを受けたCBキャメロン・カーター=ヴィッカーズのバックパスがそのまま無人の自陣ゴールに入ってしまうという目を疑うような凡ミスでセルティックはビハインドを負うが、60分に左サイドでパスを受けた前田大然が鋭い切り返しでマーカーをかわして角度のない位置からカーブをかけた技巧的なシュートでファーポストの叩きながらゴールネットを揺らして試合を振り出しに戻した。 チームに勝点をもたらした前田について、クラブはSNSで「なんという同点ゴール!」と賛辞を贈り、ブレンダン・ロジャーズ監督は「ダイゼンの素晴らしいゴールが決まってからは、試合に勝てるように感じた」、チームメイトのアリスター・ジョンストンも「ダイゼンが素晴らしいフィニッシュから、素晴らしい同点ゴールを決めた」と、それぞれコメントを残している。 さらに、守護神カスパー・シュマイケルが「ダイゼンはトップクラスの選手だ。あれだけの運動量を見せて、さらにあのエネルギッシュなプレーと高いクオリティーを見せるなんて! 彼にはチームを奮い立たせる力がある。今夜は勝つチャンスもあったが、それでも満足している」、カラム・マグレガーは「なんて素晴らしいシュートだ! ダイゼンのボールタッチもフィニッシュも見事だった」と、背番号38を称賛した。 相手MFハンス・ファナケンからも「ワールドクラスのゴール」との賛辞を引き出した前田を、UEFA(欧州サッカー連盟)はこの試合の「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定。公式サイトで「ホームのサポーターが求めていたのは、まさにこのクオリティーの高いプレーだ。それを前田が見せた! この日本人FWはマーカーのヨアキン・セイスを翻弄し、その後、GKシモン・ミニョレの手が届かないコースに、カーブシュートを放った」と伝えている。 同サイトはまた彼の記録にも言及し、「このゴールで、前田はCL本戦での日本人得点ランキングで2位(3得点)に浮上。同じくセルティックの古橋亨梧の他、鎌田大地、本田圭佑と並んだ。なおランキング首位は、4ゴールを挙げた香川真司と南野拓実である」と紹介。ちなみに、1シーズンでの日本人得点ランキングでは鎌田、香川と並んで最多である。
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