【漫画】ピエロが出会った“喋る機械” つらそうに坂道を登る姿に…やり取りが「素敵」
ーー投稿作品やツイートからは、ぴえ太さんのピエロへの深い愛着が感じられます。ぴえ太さんが感じているピエロの魅力は、どのようなものでしょうか? 実は私も昔はどちらかといえば少し道化師が苦手だったんですが、数年前に鴨居玲という画家の展覧会がありまして、興味本位で行ってみたんです。そうしたら何枚か道化師の絵が展示されていたんですが、楽しげというよりふてぶてしさやどこか哀しげに表現されてました。それを見て道化師もこういう面があるのかと興味を持ち、調べたりして好きになりました。 道化師の魅力は明るく楽しげななかに、ちょっと寂しさや哀しさ、狂気が見え隠れするところだと思います。 ーーそのほか、今回の作品やシリーズに対する読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。 ほとんどのコメントで「優しい、ほっこりした」といただいて、なんだか自分が温かい料理を提供したみたいに思えて、私もほっこりしました。 あと、もうひとつ挙げると「ピエロが苦手だったけどこれなら平気、大丈夫そう」とコメントしていただいたのがうれしかったです。私はほかにもピエロのキャラクターを描いていますが、この主人公のピエールはできるだけ怖くないように顔や立ち振舞いを意識して描いていたので、その通り受け止めてもらって良かったです。 ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか? 遅筆ですが、まだまだたくさんアイデアがあるので、皆様に楽しんでいただけるマンガを作っていきたいです。
マグミクス編集部