【漫画】ピエロが出会った“喋る機械” つらそうに坂道を登る姿に…やり取りが「素敵」
独特な世界観で絵本のような温かみのある物語
ピエールは不思議な世界を旅しているピエロ。ボート乗り場で最終便を待っていたところ、不思議な喋る機械に道を尋ねられます。しかし、目的地までは急な坂。礼を言ってキュルキュルと音を立てながらつらそうに進み始める機械に、ピエールは心配になって……。 【マンガ】ピエロと機械の“心”の交流 本編を読む ぴえ太さん(@camoy_ghost)が、Twitterで創作マンガ『道化師がボロボロのメカの道案内する話』を公開しました。この作品は、ピエロのピエールを主人公にした『赤鼻の旅人』シリーズの1編です。読者からは「素敵な世界観に惹かれました」「優しい世界で好きです」「心がすごく温かくなりました」などの感想が寄せられています。 作者のぴえ太さんに、お話を聞きました。 ーーぴえ太さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。 私は幼稚園の時から絵を描くことと動物が大好きで、動物が主役のマンガのような絵本のようなものを描いたりしてました(笑)。Twitterを始めた頃はイラストを頻繁に描いてましたが、そのうち一枚絵よりキャラクターを動かしたり、喋らせたりした方が好きだなと気付いたのでマンガも描くようになりました。 ーー『赤鼻の旅人』は、とても不思議な世界観の作品です。どのような思いから、このシリーズを描き始めたのでしょうか? シンプルに人外も道化師も好きだから「どっちも詰め合わせたマンガを作ろう!」と思って作りました。 ーー今回注目を集めた『道化師がボロボロのメカの道案内する話』は、どのようにして生まれましたか? 主人公が港町で人じゃない何かに道を尋ねられてるイラストを描こうと最初はぼんやり思っていたのですが、人外の子のデザインを考えていくうちに、動かしたくなってしまって急きょマンガに変更しました。それを元にもっとキャラクターをどんどん掘り下げていったらこの物語ができました。 描きたい断片的なシーンが何個もアイデアとしてあるので、物語を作るときはそれを好きなようにつなぎ合わせて描いていくのですが、でも物語の終盤は私自身もどうなるかわからないことが多いんです……いつもそうなんです(笑)。