【訂正】博多大吉、『ちむどんどん』ニーニーに「一回捕まえなあかん」 2日連続で朝ドラ受け熱弁
『ちむどんどん』(NHK総合)の第7週「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」では、暢子(黒島結菜)とオーナーの房子(原田美枝子)のペペロンチーノ勝負、さらに良子(川口春奈)が自身にとっての本当の幸せを選択し、博夫(山田裕貴)と結婚するなど、少々驚きの展開が続いた。 【写真】朝ドラヒロイン・暢子(黒島結菜) “朝ドラ受け”こと『あさイチ』(NHK総合)での博多大吉、博多華丸、鈴木奈穂子アナウンサーのコメント、または涙は、朝ドラ視聴者の声を代弁してくれるコンテンツとして長年機能している。『ちむどんどん』放送開始からもうすぐ2カ月。ストーリーの進展とともに最近では徐々にコメントも辛辣な内容に。5月24日の朝ドラ受けでは、房子に勝負を申し込む暢子の度胸(というか後先考えない行動)に呆れつつ、なぜか出勤している暢子に気づかない矢作(井之脇海)ら先輩コック、無職・無一文の賢秀(竜星涼)がなぜ鶴見から沖縄に帰ることができたのか、とトークは加熱。「もう分からん!」と大吉が話を締める形となっていた。 そんな視聴者から注目されている朝ドラ受けは、その日以降、臨時ニュースや国会中継による放送時間短縮などで行われてはいない。だが、実は25日の幻の朝ドラ受けが、その日のお昼に放送された『たまむすび』(TBSラジオ)にて実現していたのだ。 水曜日の『たまむすび』は赤江珠緒をパーソナリティに、博多大吉をゲストとして毎週進行されている。赤江が、朝ドラ受けが多くネットニュースになっていること、そしてこの日に朝ドラ受けが臨時ニュースの影響でなかったことに触れると、大吉は普段の朝ドラ受けでなかなか触れることができなかったのであろう、ヒロイン・暢子に対する思いを語り始める。 暢子を演じる黒島結菜は、2019年放送の朝ドラ『スカーレット』で松永三津を好演。ヒロイン喜美子(戸田恵梨香)の夫・八郎(松下洸平)に恋心を抱いていた。視聴者にあまりいい印象を与えないその役柄に大吉は、今度はいい役に恵まれてほしいと思っていた。『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』(テレビ東京)での共演もあり、その思いが強まっていたところに舞い込んできた、朝ドラヒロインのニュース。しかし、蓋を開けてみると、お世辞にも万人から好かれるヒロインではないことにモヤモヤが募っているようだ。 さらにそのモヤモヤは比嘉家全体へと拡大。焦点となるのはやはり“ダメ兄貴”こと賢秀だ。良子の結婚相手の予定だった金吾(渡辺大知)の父・銀蔵(不破万作)から、10万円を騙し取っている。この日の放送では最後に「誰も予想していなかった事態が訪れようとしていました」とナレーションが入っていたが、これに「何が起きるって、兄貴の緊急逮捕しかない。あのニーニーは一回捕まえなあかんと思う。だって犯罪だもん、詐欺だもん」と2日連続で朝ドラ受けを熱弁していたのだった。 第7週ラストの第35話では半年が経ち、良子の結婚式に顔を出さなかった賢秀が千葉の養豚場にいることが明かされる。すでに比嘉家の借金がどれだけ膨らんでいるのか把握しているものは誰もいなさそうだが、賢秀が銀蔵からの10万円で沖縄から千葉へと逃亡を図ったことは間違いない。公式サイトの最新の相関図を見ると、猪野養豚場の経営者・猪野寛大(中原丈雄)と娘の清恵(佐津川愛美)が追加されており、ここから賢秀の物語が展開されていくのだろう。猪野家に幸あらんことを祈る。 ※記事初出時、本文に誤りがありました。以下訂正の上お詫び申し上げます。(2022年5月27日21時35分、リアルサウンド編集部) 誤:一言で言えば、ヒロイン喜美子(戸田恵梨香)の夫・八郎(松下洸平)に恋心を抱く不倫相手。 正:ヒロイン喜美子(戸田恵梨香)の夫・八郎(松下洸平)に恋心を抱いていた。
渡辺彰浩