【長崎】コロナワクチン接種から24時間の院長に聞く
NCCスーパーJチャンネル長崎
22日、長崎県内でも本格的に始まった新型コロナワクチンの先行接種。実際に受けた人に現在の症状を聞きました。長崎県内では諫早総合病院と大村市の長崎医療センター、佐世保市の長崎労災病院で先行接種を行い、政府がその効果や副反応などをまとめ、国民に公表します。諫早総合病院では22日、医師や看護師のほか、事務職員を含む168人が1回目の接種を受けました。問診を終えた長郷院長が先頭を切ってワクチンを接種しました。長郷院長は「普通のインフルエンザワクチンより痛くないと思いました」と話しました。 接種から24時間後の23日午後2時。長郷院長に話を聞きました。長郷院長は「体調は全く変わりないですね。局所のことが皆さん気にされると思うんですけど少し筋肉痛が動かしたときだけ感じるくらいで特に支障はありません。針先の痕がどうですかね。このあたりなんですけどわからない。先週金曜日に18人(試験的に)受けた人の中でも私と同じような翌日筋肉痛があって腕を上げた時にちょっと痛む程度と1名だけ37度7分の発熱があった人がいてカロナールというお薬を飲んでいるんですけどそれ以外はほとんどなくて翌々日には症状は消えているという報告をみんなから受けてます」と話しました。 普段は認知症の専門医として多くの高齢者と接してきた長郷院長。ワクチンを受けることで普段通りの生活を取り戻すことに期待を寄せます。長郷院長は「特に高齢の方はかわいそうだと思うのは病院でも面会禁止、施設でも面会禁止で認知症も症状が進むと思うしご家族もすごく残念で十分な看取りができないと後悔される方も多いので本当にそういったことがなくなって皆さんが安心して暮らせるんだったらぜひ皆さんにも私自身は受けてほしいと思っています」と話しました。