姉からの虐待、撮影現場での暴力…余命1年と宣告された元セクシー女優が明かした壮絶半生
女優の道を再び志すようになった“思わぬ転機”
撮影現場での恐怖体験がきっかけとなり、風見は引きこもり生活を送ることに。 「昼夜逆転生活を送って、日中はカーテンを閉めっぱなし。コンビニの店員さんとやりとりするのも苦痛で、家の外の子供の声も怖く感じました。とにかく人間不信や人間への恐怖感が強くて」 1ヵ月ほど怯えて暮らしていたという風見に、思わぬ転機が訪れる。 「あるとき、夜中にコンビニに向かう最中で、男性が倒れているのを見かけて警察を呼んだんです。そしたら後日、警察のかたから電話があって『助かりました。放って置かれていたら、彼の命に関わっていたかもしれませんでした』といわれて。私が誰かの命を救ったかもしれないということにビックリして。そのことがきっかけで気持ちが前向きになって、もともと知り合いだったカメラマンさんに連絡したんです。 というのも、このカメラマンさんは私が引きこもっていたときに『こもっててもしょうがないから』といって連絡をくださっていたかたなんです。それで、セクシー系の仕事を紹介していただいて。 最初は紙媒体だったのですが、結局セクシービデオにまた戻りました。次第にピンク映画にも出演させていただけるようになって、女優として活躍するという夢を叶えることができました」 順調に仕事をこなしていた風見だが、年齢のことを考え、映像の仕事のかたわら一般企業でも働くことに。ところが、その矢先に思わぬ出来事がーー。“余命1年宣告”を受けたのだ。