紀藤正樹氏 疑惑の第三者委員会めぐる宝塚の釈明チクリ「こういう言い分は後出しです」
弁護士の紀藤正樹氏が17日、「X」(旧ツイッター)を更新。宝塚歌劇団の調査を請け負った弁護士の中立性について改めて疑問視した。 【写真】報道陣の質問に反撃した村上浩爾専務理事 宝塚歌劇団の女性劇団員が急死したことを受け、同劇団は外部弁護士に調査を依頼。14日に会見を開き、調査結果を報告した。しかし、この〝第三者委員会〟は遺族側の代理弁護士から「会社からの依頼を受けた調査委員会の域を出ない。『外部の』と言っている意味は阪急の顧問弁護士の調査ではないということに過ぎない」と指摘が入るなど、調査の正当性、中立性に疑問の声が上がっていた。 さらにこの日、一部報道で調査を担っていた弁護士事務所に「阪急電鉄の関連企業役員」が所属していたと報じられると、紀藤氏もこれらを引用し「やはり中立性に疑義が出る事実が出て来ましたね」と投稿。 歌劇団側は同問題について、関連企業は劇団や阪急電鉄とは完全に独立したものであることや、該当弁護士は調査に関与させないよう依頼をしたことを説明したという。 しかし紀藤氏は「こういう言い分は後出しです」とバッサリ切り捨てると「そもそも中立性を疑われる大江橋法律事務所への依頼は避けられたはずですし、同事務所も依頼を受けないこともできた」と指摘した。
東スポWEB