キズナ産駒が一日4勝と絶好調 種付け料大幅アップなど人気沸騰 京都2歳Sではダービー〝再現〟も
JRAリーディングサイアー争いの首位を独走するキズナ産駒が23日も絶好調。GⅢ京都2歳Sをエリキング(牡2・中内田)が制し、ダートの出世レースとして知られる東京のカトレアSはナチュラルライズ(牡2・伊藤圭)が快勝した。この日は他にも東京10Rのシャングリラ賞をサルヴァトーレ(牡4・和田郎)、同12Rの3歳上2勝クラスをミラビリスマジック(牝3・国枝)が勝ち、高額条件ばかり4勝を挙げる活躍ぶりだった。 社台スタリオンステーションが20日に発表した2025年度の同スタリオン繋養種牡馬の種付け料では、キズナが前年より800万円アップの2000万円でイクイノックス、キタサンブラックとともにトップタイ。この日の4勝は芝1600、芝2000、ダート1400、ダート1600メートルとバラエティーに富むもので、ユーティリティぶりをいかんなく発揮している。 くしくも京都2歳Sでは2着にエピファネイア産駒のジョバンニが入り、2013年のダービーを〝再現〟する形に。今年の勝馬率は破格の38・8%(※11月17日時点)を誇り、ディープインパクト後継種牡馬としての地位を完全に確立したキズナ時代は当面、続くことになりそうだ。
東スポ競馬編集部