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自己評価は「70点」 山本一太知事が怒濤の1年目を総括 飼養豚の感染なしなどCSF対応に手応え

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上毛新聞

 昨年7月に初当選した山本一太群馬県知事は30日の定例会見で、任期1年目を「自己評価は70点。職員の皆さんに頑張ってもらい、何とか及第点は取れた」と振り返った。CSF(豚熱)や新型コロナウイルス、自然災害など危機管理が連続する「怒濤(どとう)の日々」と表現し、全国有数の養豚県である群馬県で飼養豚のCSF感染を出していないことなどを成果に挙げた。

◎2年目はコロナ禍での生活・ビジネス整備に注力

 山本知事は特にCSF対応に関し、政府へのワクチン接種要望、イノシシなどの侵入防止柵設置費の補助などを例に、「全国に先駆けて素早く対応できた。まだ油断はできないが、手応えはあった」と強調した。力を入れてきた群馬県のPRも「先頭に立って群馬県を発信してきた自負はある」とした。

 一方、新型コロナの影響を受けたプロジェクトに、高崎市のコンベンション施設「Gメッセ群馬」や、目標に掲げる「県民の幸福度向上」を測るための指標づくりなどを挙げた。Gメッセについては、「奮闘しているが苦戦している。感染状況を見ながら進めていきたい」と分析した。

 2年目の抱負は「新型コロナの影響を最小限にとどめることに尽きる」とし、コロナ禍に対応したビジネス環境の整備や、新しい生活様式の定着に取り組む考えを示した。

 大手企業トップらと面会したり、各地に出向いて群馬県を売り込んだりするトップセールスについても言及し、「群馬に投資を持ってきたり、企業誘致するために重要。コロナの影響で途絶えているが、ニューノーマル(新常態)が定着する中で再開していきたい」と意欲を見せた。

 このほか、大沢正明前知事時代からの変化について「政策決定のスピードが増した」と説明。記者会見の増加や、県庁32階に整備した動画・放送スタジオ「ツルノス」を例に「情報発信力も明らかに高まったのではないか」と述べた。

 また、新型コロナの経済への影響が秋ごろから本格的に出てくるとの見方を示した上で、「県税収入も厳しくなる。その中で県民の支持を得るためにも県が何をしているのか、なぜやっているのか、これからも情報発信していきたい」とした。

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