76歳ダンサー田中泯「世界と触れ合って生きていたい…」唯一無二のダンス人生に“生き方”のヒント
ダンサーで俳優の田中泯(76)が24日、東京外国特派員協会でドキュメンタリー映画「名付けようのない踊り」(犬童一心監督、28日公開)の試写会見に出席した。 「場踊り」という独自のスタイルで50年以上にわたり3000回を超える公演を重ねてきた唯一無二のダンス人生に迫り、時代の変化に流されることなく好きなことを極める田中の姿を通じて生き方のヒントを問いかける。 田中は「2年間踊り続けたが、2度同じことは1度もない。要するに生きているということ。『ヨーイドン』もNGもない」と説明。「世界中の誰にでも踊りはある。死ぬ直前まで大騒ぎでいたい。世界と触れ合って生きていたい。それがボクの踊りです」と話した。
中日スポーツ