年末年始に増加が懸念される交通事故や犯罪を防ごうと香川県警の特別警戒が１２月１０日から始まり高松市で取締まりの出発式が行われました。 出発式には、警察官や防犯ボランティアなど約４０人が参加し香川県警の那須修本部長が「年末年始に向け重大事件・事故の発生も懸念される。防犯・交通一体となって取り組みたい」と訓示しました。 県内の交通事故の死者数は５５人と２０１９年より１１人多く人口当たりの死者数は全国ワーストです。また住宅を狙った窃盗事件が２０１９年より４８件多い３５３件発生するなど厳しい状況が続いています。 （香川県警本部　上杉克也生活安全部長） 「外出の際には鍵かけの徹底を。交通事故防止の観点では交通ルールとマナーの順守をお願いしたい」 特別警戒は１月１１日までで住宅の施錠の徹底などを呼びかけたり、交通取り締まりを強化するなどして犯罪や事故の未然防止を図ります。