松江高専、初勝利ならず 高専初出場に松浦主将「誇らしい」/春高バレー
バレーボール・全日本高校選手権第2日(6日、東京体育館)男女の2回戦が行われ、男子の松江高専(島根)が昌平(埼玉)にストレートで敗れた。 同じく初出場だった相手に握られた流れを最後まで断ち切れなかった。高専としての春高初勝利は逃したが、主将の松浦雅樹(3年)は「全国の高専でバレーをやっている人の思いも背負っていた。(高専の出場は)史上初で誇らしい」と胸を張った。 部員は10人でマネジャーが2人。練習は放課後の2時間半で、文武両道を貫いてきた。機械工学科に在籍するセッターの村上連(3年)は「やっと春高に出られた。高専のみんなに、やる気を十分伝えられたと思う」と前を向いた。