26年プロ野球オールスター盛り上げ とやまプロジェクト実行委発足、ロゴも発表
2026年7月に富山市民球場で開催予定のプロ野球の球宴「マイナビオールスターゲーム2026」に向け、市などは28日、「ボールシティとやまプロジェクト実行委員会」を発足させた。富山、石川、福井の北陸3県で野球関連の事業を展開し、機運醸成や関係人口の拡大を図る。 実行委は、市や富山県、県内の報道機関など9団体で構成。未就学児や小学生を対象に野球教室を開いたり、市内全ての小学校にボールを贈ったりして、野球文化の浸透を目指す。 28日に富山市役所で開かれた初会合には、委員7人や日本野球機構(NPB)の加賀山昭宏事業本部長らが出席し、事業計画を報告した。終了後には、球宴とプロジェクトのロゴマークを発表した。 会長の藤井裕久市長は「(事業展開は)地域経済やスポーツの振興にもつながる。能登半島地震の復興をアピールするため、北陸3県で協力し、盛り上げていきたい」と話した。 オールスターゲームは、ファン投票などで選ばれたセントラルとパシフィックの両リーグの代表選手が、12球団のファンの前で熱戦を繰り広げる。同球場での開催は1996年以来2度目。