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スルメイカ、10年で最多 県沿岸

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北國新聞社

 石川県沿岸でスルメイカの豊漁が続く中、小型イカ釣り船(30トン以下)による6月の水揚げ量が23日時点で1678トンに達し、6月としては直近10年間で最多となった。同期間で比較すると、現行の調査方式となった2008年以降、過去最多だった10年に迫る勢いである。

 石川県水産総合センター(能登町)によると、現行の調査方式となって以降、6月の過去最多は2010年の2158トンとなっている。23日時点の比較では、同年の1715トンに迫っている。

 県沿岸では、5~6月が小型イカ釣り船による漁の最盛期となり、輪島市門前町の鹿磯(かいそ)漁港や志賀町の富来漁港を中心に、珠洲市蛸島、輪島、能登町小木、同町宇出津、金沢の7港で水揚げを行っている。

 県漁協西海支所(志賀町)によると、富来漁港では6月のスルメイカの水揚げが10万箱を超え、直近10年間で最多となった。

 小木港(能登町)から能登半島沖の好漁場「大和(やまと)堆(たい)」に向かう県漁協所属の中型イカ釣り船(138トン以下)5隻も現在、舳倉島(へぐらじま)から西に100キロ以上離れた近海の中型船操業区域で漁を行っている。

 県水産総合センターの四(し)方(かた)崇文海洋資源部長は「回遊や分布が変化している可能性があり、今後も注意深く見守りたい」と話した。

北國新聞社