小池都知事が定例会見2月18日(全文1)家庭内感染防ぐため、高齢者のホテル6連泊に助成金
都立大「グローバル教養講座」をYouTubeで公開
今回の講座でございますが、都立大生の学生以外の方々にもご覧いただけるようにYouTubeで公開をいたします。講師でいらっしゃいますが、世界で最も影響力のある知識人ともいわれておりまして、世界的なベストセラー作家でもあります、ヘブライ大学のユヴァル・ノア・ハラリ教授でいらっしゃいます。ポストコロナの未来予想図をテーマにして、モデレーターはハリー杉山さん、そして私とオンラインでのトークセッションを行いまして、都立大の教員の先生方、また学生さんとも対談をいたしております。 デジタル技術の活用、そしてまた気候変動対策、グローバルな連携の在り方など、これらをテーマにして、本当に今、混沌とした世界になっておりますが、これからの社会をどう生き抜いていくのか、そのヒントを与えてくれるハラリ教授のグローバルな視点、そしてその知見に触れられる非常に貴重な内容となっておりますので、ぜひご覧いただきたいと思います。ちょっと対談の模様、様子をまとめておりますので、ご覧いただきたいと思います。 ハラリ(VTR):(英語) 小池(VTR):(英語) 小池:ということで、こちらのほうは、この講座、日英の字幕付きで3月の10日から開始をいたします。今日から申し込み、受け付けさせていただきますので、ぜひご覧いただきたいと思います。これまでもオードリー・タンさんやリンダ・グラットンさん、ジャック・アタリさん、マルクス・ガブリエルさんほか、多くの方々に、この講座にお出ましいただいております。都立大学からは詫摩先生、大貫先生などもご参加いただいております。
文化行政の方向性などを示す「東京文化戦略2030」
続きまして「東京文化戦略」についてお伝えをいたします。「東京文化戦略2030」についてでございます。この戦略ですけれども、2040年代の東京の芸術文化のあるべき姿を描き、それに向けて都が取り組む文化行政の方向性や重点施策を示すものとなっています。新たな文化戦略が目指す東京の姿ですけれども、「芸術文化で躍動する都市東京」となっております。芸術文化を楽しんだり、発見したり、育てたり、創造したりと。この好循環を生み出すことによって芸術や文化活動を活性化させる。それによって東京の都市の魅力を高めて、都民の生活をより豊かにしていく。そのことを目指しております。 この将来像を実現するために4つの戦略を定めまして、2030年度までにさまざまな事業を展開してまいります。例えばですけれども、芸術文化の力で人々に新たな価値の発見をもたらす、人々をインスパイアする取り組みであります。民間企業とも連携をしまして、VRやARなどのデジタルテクノロジーを活用しまして、これまでにない新たな芸術文化への参加や、また体験、機会を都民の皆さまに提供してまいります。 また、アーティストや芸術文化団体などが継続的に活動できる環境、芸術文化エコシステムを構築いたします。アーティストの成長の段階に応じた育成が、稽古場やアトリエなどの創作場所への支援を行って、国内外で活躍できる人材の輩出を目指してまいります。この戦略につきましては3月の4日までパブリックコメントを実施いたしますので、ぜひ皆さまのご意見をお寄せくださればと思っています。今日、私からお伝えするのは以上となっております。それでは代表の、今日はどちらですか。 読売新聞:読売新聞です。 小池:読売新聞。はい、お戻しします。