メジャー挑戦の阪神・青柳に米メディア辛口評価「マイナー契約にとどまる可能性」
阪神からポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す青柳晃洋投手(30)についてMLBネットワークのジョン・モロシ記者が4日(日本時間5日)、自身のXで「阪神タイガースがポスティングの手続きを正式に発表し、MLBチームとの45日間の交渉が始まった」と伝えた。 同記者の投稿を受けて有力大リーグ情報サイト「トレード・ルーマーズ」は青柳に関する記事を掲載。「投手陣の層を厚くすることが予想される。タイガースでは先発だったが、サイドアームはブルペンで起用されることが多い」と記し、先発だけでなく、リリーフとしての需要もあることを示唆。ただ、1軍で12試合登板だった今季を「低調なシーズンを過ごした」と表現した。 今季の投球内容の分析では「奪三振率13%はMLBの平均よりも10%低い。与四球率は7・8%でまずまずのコントロールを見せたが、並外れたものではなかった」と辛口評価。1軍通算成績にも触れ「数字を見る限り、マイナー契約にとどまる可能性がある」と指摘。現行のポスティングシステムの説明として「2500万ドル(約37億5000万円)以下の契約になる可能性が高く、その場合の(阪神への)譲渡金は総額の20%になる」とも記した。