前フェザー級王者のケラモフが1階級上のライト級王者サトシに挑戦。堀口恭司は初防衛戦。元谷友貴と秋元強真が次期挑戦者決定戦【RIZIN DECADE】
フライ級では王者・堀口恭司(アメリカン・トップチーム)にエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/CIT Performance Institute)が挑戦する。 堀口は昨年大晦日に神龍誠を破り、初代フェザー級王座に就き、今回が初防衛戦。6月にはかつてBellatorで敗れているセルジオ・ペティスに終始リードしての完封勝利を収め、リベンジを果たしている。ズールーは南アフリカの格闘技団体EFCのバンタム級とフライ級の元2階級王者。今年9月にRIZIN初参戦を果たすと修斗2階級制覇王者の新井丈をTKOで破り、今回の王座挑戦にこぎつけた。 堀口はリモートで会見に参加し「面白い試合をする。相手は打撃が上手い。そこに気を付けていければ。(対戦相手の)名前は正直知らなかった。でも映像を見たらいい選手だなと思って、すぐに対策を立てた。どんな選手でも強い部分はあるので、そこを何も言わせず、におわさずに倒すのが王者なのでしっかり倒したい」と語った。
バンタム級では王者・井上直樹がけがのため欠場となり、元谷友貴(アメリカン・トップチーム)と秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が次期王座決定戦で対戦することとなった。勝者が井上に挑戦する。 元谷は前戦では王座挑戦をアピールしていた太田忍を一本勝ちで返り討ちにし、タイトル戦をアピールしていた。秋元は今年9月にRIZIN初参戦を果たすとバンタム級で金太郎、11月にはフェザー級で鈴木博昭とRIZIN常連ファイターを立て続けに撃破している。 秋元は「相手も一応格上と言われているような相手。ここも圧倒的に勝って、来年必ずベルトを巻くんで楽しみにしていてください。(相手は)組みと寝技がうまい。でも自分のスピードや打撃の技術には全くついてこれないと思っている。寝技と組みを気を付けて戦おうかなと思っている」などとこの日も強気の姿勢に終始。 元谷は「“まだタイトル戦は早いんじゃないか”と言う声もあったと思うんですが、ここでいい勝ち方をしてアピールできればと思っている。秋元選手はすごく若くて完成度が高い。前回もいい試合をしていたので、いい試合を見せられると思う。(相手は)打撃、レスリング、寝技と全部が強い選手。自分が勝っている部分は試合をしてみないと分からない」などと静かに闘志を燃やした。
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