前フェザー級王者のケラモフが1階級上のライト級王者サトシに挑戦。堀口恭司は初防衛戦。元谷友貴と秋元強真が次期挑戦者決定戦【RIZIN DECADE】
「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3部となる「RIZIN.49」の追加カード発表会見が12月5日、都内で開催された。 今大会ではいくつかのタイトル戦が組まれることが予告されていたのだが、ライト級では王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に前フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が挑戦する。 サトシは2021年にトフィック・ムサエフとの王座決定戦で勝利を収めライト級王座を戴冠。これまで矢地祐介、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボを相手に3度の防衛を果たしている。 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。
ケラモフは試合後のマイクと試合後の会見では現王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と大晦日に鈴木と対戦するクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に宣戦布告。早期の王座挑戦をアピールしていたのだが、今回、階級を上げてのライト級王座挑戦という意外な展開となった。 榊原信行CEOは「フェザーのベルトの順番を待っていられないので、大晦日にサトシ選手の持つライト級王座に挑戦させてくれと11月の試合後に猛烈なアピールをしてくる状況が続いた。フェザー級の中で対戦相手を探すより彼の申し入れを受け入れ、サトシにも相談し“タイトルをかけてもいい”と快諾を得られたので、ケラモフ選手が2階級を狙うことになる」とこの試合が決まった経緯を説明した。 サトシは「ちょっとビックリした。彼はフェザー級の選手だが強い選手なので、絶対にいい試合になると思う。スタイルがちょっと似ている。みんなにいい試合を見せたい」などと語った。
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