白峰の重伝建、雪化粧 除雪車、今冬初の出動
29日の石川県内は寒冷前線の影響で大気の状態が不安定となり、雨が降った。白山市白峰では雪となり、重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の屋根瓦が白く覆われた。 白峰の国道157号谷峠付近(標高700メートル)で最大9センチの積雪が確認され、石川県石川土木総合事務所は今季初めて除雪車を出動させた。同事務所によると、除雪車の出動開始は平年並みで、昨年より11日遅かった。 県道白山公園線(風嵐―市ノ瀬、延長11.3キロ)と、県道岩間一里野線(岩間温泉―一里野、5.5キロ)は冬季閉鎖された。 ●金沢、かほく、津幡に大雨警報 30日も雨 29日午後8時までの24時間降水量はかほくで76ミリ、金沢で58.5ミリとなり、金沢地方気象台は金沢、かほく、津幡の3市町に大雨警報、能登地方に竜巻注意情報を出した。30日も雨が続く見込み。