東京マラソン2020 招待選手会見(全文3)この辺を目標にやってきた
MGCで内定を決められなかったのは悔しい?
司会:調整に関しては設楽選手と井上選手は丸を出してくださって。すいません。大迫選手と井上選手は丸を出してくださって、設楽選手はちょっと三角と。この辺りが果たしてレースでどういうふうになるかということになりますが。 さあ、2問目の質問をさせていただこうと思います。次の質問です。お手元の丸、三角、ばつでお答えください。9月のMGCで東京オリンピック内定を決めることができなかったのは正直、悔しい。MGCで内定を決められなかったのは正直、悔しい。丸、三角、三角というふうになりました。非常にデリケートな質問で大変恐縮ではございますが、大迫さん、MGCについてはどういうふうに今、考えていらっしゃいますか。 大迫:だいぶデリケートな質問ですけど、でも正直に、あの2番で決まってればオリンピック内定したっていう意味では、逆に悔しくないっていうほうがうそであって。やっぱりその悔しさがあって次に進んでることがあるので非常にいい経験になったっていうか、今のエネルギーになってるので、僕自身はその悔しさを今はプラスに捉えられてるかなっていうふうに思います。
設定基準の2時間5分49秒は超えられる?
司会:ありがとうございます。設楽選手、三角の意図というのを教えていただけますか。 設楽:悔しさ半分、やり切った半分ですね。 司会:井上選手はいかがでしょうか。 井上:あまりオリンピックどうこうっていう結果じゃなかったんで、その前にやることがいろいろあるなっていう感じでした。 司会:という、いずれにせよ1つ思いが、早野さん、あったレースであることは間違いないとは思うんですけれどもね。それをこの東京にどうぶつけてくるかと。 早野:そうですね。三人三様の取り方っていうのをさっきも申し上げましたように、大迫くんもやっぱりすごく、自分でも言ってたように、乗り越えてすごく成長したっていう、生意気な言い方ですけど、なんか乗り越えた感があって、達観した感じで、なんかやってくれそうな感じですよね。 司会:さあ、それではもう1つ、質問をさせていただきましょう。今回の設定基準は2時間5分49秒という設定基準がありますけれども、この2時間5分49秒を超えることはできる。2時間5分49秒を超えることはできる。丸、三角、丸というお答えをいただきました。 大迫さん自身のパーソナルベストを更新するという意味でもあるわけなんですけれども、この設定についてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。 大迫:その設定うんぬんというよりかは僕自身の記録ですし、練習の感じから見ても、それこそ気象条件とかペースにもよりますけど、不可能ではないっていう記録だと思いますし、また、最近の陸上の流れというか雰囲気からしても、僕自身も緊張感を持ってやってますけど、ただ、誰が切ってもおかしくないような状況ではもちろんあるんじゃないかなっていうのは思います。 司会:大迫さんご自身のパーソナルベストを目指してくるわけじゃないですか、各選手が。それについてはどういうふうに感じていらっしゃるんですか。 大迫:というか、普通にいつもの大会と同じように、なるべく誰よりかも速く走るっていうことにしか集中してないので、その辺の自分のタイムが設定タイムっていうのはあんまり考えてないですね。