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「大人なら当たり前」ができない人だっている!コロナ禍の夏、自転車に乗れるようになりました…

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Suits-woman.jp

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。 コロナ禍の影響で、自転車の売れ行きが伸びているらしいですね。確かに「密」を避けるという点では、自転車は交通手段として優秀です。筆者の飲み仲間にも「〇年ぶりに自転車を買って、通勤に使いだした」という人が複数名おります。 さて、世の中には「大人ならこれができて当然」と思い込まれているけれど、以外にも「できない人」がちょこちょこ社会に混ざっている……という事柄があります。「自転車運転」はその一つだと思います。 実は筆者、この夏まで「自転車に乗れない大人」でした。ここ最近、40代にして自転車運転を克服したのです。 その経験から、今回は「当然、自転車に乗れる大人」の皆さまに申し上げたいことや、 「自転車に乗れない大人」の皆さまへ直近経験者の肉声としての「いまから練習する際のメソッド&注意事項」、 そして「自転車に乗れない大人」だからこそ使える「大人の自転車練習、という特殊行為の活用方法」を提唱したいと思います。

大人はみな自転車に乗れて当然!……ではない。「自転車に乗る習慣が薄い地域」の存在

経験者として語りますが、いい大人が「実は私、自転車に乗れなくて」と告白すると、ものすごく驚かれます。驚かれるだけならばいいのですが、仕事の地方取材で「乗れるに決まっている」という同行者のカン違いのもと、事前のコンセンサスなくレンタサイクルありきの旅程をたてられており、当日お互いとても気まずい思いをした……という実害を経験したり、ある程度親しい仲の相手であれば、イジりのネタにされ、笑われたりもしました。 恥ずかしい思いをするたびに「これはサイクリング・ハラスメントではないのか?」と一瞬よぎるものの、「いや、この年齢まで自転車運転を克服してこなかった自分がそもそも常識や根性が足りない、という前提が社会に根付いている気がするし、深刻な事態ならともかく、自転車に乗れない程度のことで正当性を主張するとか、大人げなくて恥の上塗りだよ」という気持ちがより大きく、おとなしくイジられたり、「同行者の中でまさか乗れない人がいたなんて!」という不便の原因になってしまったことを申し訳なく思ったりしてきました。 でもね、筆者の育った実家の界隈では「自転車に乗れない大人」だらけなのです。なぜなら筆者の実家は海抜500メートル付近の山中にあり、地形は基本「激しめの坂」だからです。 観光地なのでそれなりの人口がおり、コロナ禍などの問題のない時期はそれなりに賑わう土地ですが、観光客用のレンタサイクルなどはもちろんありませんし、地元の人も自転車には乗りません。実家の付近で自転車に乗っているのは、トレーニングに来た競輪選手などだけです。 現在40代の筆者の子ども時代に、今のように電動自転車が普及していたら状況は違ったかしら?とも考えてみましたが、1台10万円以上が当たり前の高価な電動自転車は、筋力の弱い人が「子ども乗せ」「大量の買い物」など、ひっ迫した必要性に直面して購入するパターンが多く、現代でも、急坂だらけの土地で、子どもの手すさびに購入する家庭は少ないでしょう。筆者の実家付近では平坦な地域よりマイカーのブレーキ板の摩滅も激しいようなので、電動自転車もブレーキ系統のメンテナンスに配慮する必要がありそうです。 ……というような地域で育った人も、けっこういるのです。特に東京などの都市部には地方からの流入も多いので、あなたのそばにも「大人なのに自転車に乗れない人」がいるかもしれません。「みんな乗れて当然」と思い込んでいても一つも悪いことではありませんが、「実は自分、乗れないんです」とやむをえず告白する状況の人に出会ったら、いきなり笑ったりバカにしないであげてください。筆者のように恥ずかしさを通り越して酒場で「運動オンチネタ」として使っていたような人間でも、実は意外と気にしていたりします。

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