王者「爆れつシスターズ」は1回戦で“難敵”マジラビを制し優勝宣言【東京女子プロレス】
東京女子最強のタッグを決めるトーナメントが開幕
東京女子プロレス「TOKYO JOSHI 2021 WINTER~LOVERS~」(2月20日、東京・成増アクトホール)で団体最強のタッグを決める「第1回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」が開幕した。1回戦ではプリンセスタッグ王者の「爆れつシスターズ」(天満のどか、愛野ユキ)が“難敵”のマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)を制して優勝宣言が飛び出した。 両チームはメインで対戦。元タッグ王者で実績十分のマジラビは連係も冴え渡ったが、「爆れつ」はパワー殺法で応戦。10分過ぎ、坂崎が愛野にマジカルメリーゴーランドを決めると、瑞希は天満をセカンドロープに固定してフットスタンプ。さらに、トップロープからフットスタンプを狙うもかわされた。天満がショルダータックルからバックフリップを繰り出すと、瑞希は回転エビ固めで逆転を図るもカウントは2。ここで天満がキルスイッチを瑞希に見舞い3カウントを奪取。事実上の優勝決定戦といってもおかしくない強豪タッグ対決は「爆れつ」が勝利した。
試合後、マイクを持った「爆れつ」の2人は「タッグチャンピオンだし、この勢いで優勝するしかない」と口をそろえた。 バックステージで愛野が「タッグチャンピオンだし、絶対に勝ち進んでいきたい、優勝したいと思ってきた。1回戦ではあるけど、私たちからしたら、マジラビは特別で大きい存在。そのマジラビから勝てたのは大きい」と言えば、天満は「毎試合、決勝のつもりでやっていきたい。東女のタッグはみんな最高だから。今日は私たちが強かったかもしれないけど、明日はマジラビのほうが強いかもしれない。明日は享楽共鳴タッグ(中島翔子、ハイパーミサヲ)に勝ちたい」とコメント。
チーム東洋大、白昼夢、NEO美威獅鬼軍が1回戦突破
また、そのほかの1回戦では、チーム東洋大(上福ゆき、桐生真弥)が宮本もか、遠藤有栖組を、前タッグ王者の「白昼夢」(辰巳リカ、渡辺未詩)が原宿ぽむ、猫はるな組を、NEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)が小橋マリカ、らく組を破り2回戦にコマを進めた。 この結果、21日の成増大会で行われる2回戦の組み合わせが、山下実優、伊藤麻希組vs白昼夢、乃蒼ヒカリ、汐凛セナ組vsチーム東洋大、中島、ミサヲ組vs爆れつ、舞海魅星、鈴芽組vs NEO美威獅鬼軍に決定した。