ソファのようにゴージャスなシートや読書灯、1クラス上の装備|1979年式 マツダ・ルーチェレガートSEスーパーカスタム Vol.2
【1979年式 マツダ・ルーチェレガートSEスーパーカスタム Vol.2】 エンジンは51年排ガス規制をパスした4機種が用意されている。フラッグシップは単室容積654ccの13B型2ローターロータリーだ。このエンジンは「リミテッド」だけに積まれた。また、前期モデルには単室容積573ccの12A型ロータリーがラインナップされている。レシプロエンジンは1970ccのMA型と1769ccのVC型直列4気筒SOHCだ。 厚みがあり、手触りも良いモケットシートをおごったシート。センターアームレストやヘッドレストも備わるリアシートなど【写真8枚】 デビューから9カ月後の78年7月、初めてのマイナーチェンジを実施し、名実ともにルーチェとなった。エクステリアとインテリアの変更はわずかだ。が、全エンジンを53年排ガス規制にミートさせ、バリエーションも拡大している。これを機に12A型ロータリー搭載車は整理された。 主役の座に就いたのは、燃費のいいレシプロエンジン搭載車だ。2000シリーズは快適な3速AT車を含め、8モデルを仲間に加えている。このときレシプロエンジン搭載車の最上級として設定されたのが、ハードトップ2000SEスーパーカスタムだ。 リミテッドのオーナーに配慮してか、ストライプとオーバーライダーは採用されなかった。だが、ソファのようにゴージャスなシートや読書灯、コーナリングランプなど、1クラス上の装備内容を誇っている。 Vol.3に続く 1979年式 マツダ ルーチェ レガート SE スーパーカスタム(LA4MS)主要諸元 全長4575mm 全幅1690mm 全高1390mm ホイールベース2610mm トレッド前/後1430/1400mm 最低地上高175mm 室内長1850mm 室内幅1385mm 室内高1120mm 車両重量1120kg 乗車定員5名 登坂能力tanθ0.52 最小回転半径5.0m エンジン型式MA型 エンジン種類水冷直列4気筒SOHC 総排気量1970cc ボア×ストローク80.0×98.0mm 圧縮比8.6:1 最高出力110ps/5300rpm 最大トルク17.0kg-m/3000rpm 変速比1速3.403/2速1.925/3速1.373/4速1.000/5速0.854/後退3.665 最終減速比3.909 燃料タンク容量65L ステアリング形式コラプシブルボールナット式 サスペンション前/後ストラット式コイルスプリング/5リンク式コイルスプリング ブレーキ前/後ベンチレーティッドディスク式/リーディングトレーリング式 タイヤ前後とも175SR14 発売当時価格132万円
Nosweb 編集部
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