【独自解説】次期自民党総裁に求められる資質はアメリカとの交渉力 「拉致問題」「USスチール問題」とどう向き合う? アメリカ大統領選拮抗で究極の選択 キーパーソンは2人の大使
では、何故この2人に注目するかというと、この2人はどちらも「政治任用を選んだ経験がある人」です。政治任用というのは、アメリカの場合、大統領に変わると日本で言うところの高級官僚数千人が総入れ替えになります。その高級官僚の候補を選んで、大統領・副大統領に「この人たちでいいですか」と官僚のトップ、あるいは優秀な官僚たちを集める役目を、エマニュエル現駐日大使はオバマ政権で、ハガティ前駐日大使はトランプ政権でやった人です。
ですから、日本で言うと「官僚を知り尽くしている立場の2人」です。この人たちは、どちらも自分の所属政党の候補が大統領になったらその側近になると言われています。ですから日本の候補者たちも、今どちらに行ってもいいように面会をアピールしているのです。究極の予測は、どうなるでしょうか?(『読売テレビ』高岡達之特別解説委員) (「かんさい情報ネットten.」2024年9月3日放送)
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