女王のお気に入りは? 英国ロイヤルメンバー8名の好きな花
花の愛好家、そしてイギリスのロイヤルメンバーにとって、王立園芸協会(RHS)が開催するチェルシー・フラワーショーは年に1度の一大イベント。だが、今年はその他のイベントと同様、新型コロナウイルスによる危機の影響で中止となり、初の「バーチャル・チェルシー」を開催していた。プログラムの一部はオンラインで公開され、エリザベス女王やほかのロイヤルたちの花の写真がシェアされていた。
エリザベス女王:スズラン
エリザベス女王が特にスズランを好むことは、よく知られている。戴冠式の日に手にしていたブーケにも、スズランが使われていた。写真はバッキンガム宮殿の敷地内に咲いているスズラン。
カミラ夫人:アルケミラ・モリス
カミラ夫人は、アルケミラ・モリスの花の繊細さが好きだそう。「ふんわりと群れて咲く黄緑色の小花が特徴のアルケミラ・モリスは、庭に植えても花瓶に生けても最高の植物のひとつ」だという。
チャールズ皇太子:デルフィニウム
チャールズ皇太子はこの花について、「堂々として美しいデルフィニウムは、…私が好きな花のなかでも最高位を占めるもの」と説明している。
アン王女:クリスマスローズ
アン王女は、クリスマスローズの「開花が早いだけでなく2カ月は花がもつところ、(株ごとに)異なる花を咲かせるバリエーション豊富なところ」が好きだそう。実用的な点を好きな理由に挙げるのは、王女らしいともいわれている。写真はアン王女が撮影。
ウェセックス伯爵夫妻:アザレア
エドワード王子&ソフィー妃は、この時期に咲くアザレアの息をのむような美しさと、うっとりするような香りがお気に入りとのこと。写真はソフィー妃が撮影。
グロスター公爵リチャード王子:デイジー
エリザベス女王のいとこのリチャード王子はよく、より良く育ちそうな別の場所に植え直してデイジーを育てているそう。プレゼントとして、デイジーを贈ることも多いとか。写真は王子が撮影。
アレクサンドラ王女:ゴールデン・セレブレーション
エリザベス女王のいとこ、アレクサンドラ王女(オギルヴィ令夫人) の庭は「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」という自らの名を冠したバラであふれているそう。ただ、独特の香りを放つ別の種類のバラ「ゴールデン・セレブレーション」は、見た目も特にお気に入りだとか。
※この記事は、海外のサイト『TOWN & COUNTRY』で掲載されたものの翻訳版です。