これでまだ“30歳”という衝撃 ブンデス10回、CL3回も制してきた完璧すぎるアラバのキャリア
もっと評価されるべき選手
これでまだ30歳というのが驚きだが、今月24日にレアル・マドリードDFダビド・アラバが30歳の誕生日を迎えた。 レアル1年目となった2021-22シーズンからいきなりリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグを制してしまうなど、アラバはタイトルに恵まれたキャリアを過ごしている。 バイエルンではブンデスリーガを10度制し、DFBポカールも6度、チャンピオンズリーグはレアルと合わせて3度の優勝を経験している。他にもUEFAスーパー杯、クラブW杯など、ほとんどすべてを手にしたと言っていい。 まだ30歳という事実に驚いた人もいるだろう。若い頃から好不調の波が少ない選手で、バイエルンでもあっさりと左サイドバックのポジションを奪ってしまった。 途中からはセンターバックもこなし、その役割はレアルでも続いている。テクニック、スピードに加え、サッカーIQも高い。まだまだレアルでタイトルを積み重ねていけるだろう。 中でもデータサイト『Opta』が注目したのは欧州最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグでの勝率で、アラバは通算103試合をこなして71勝を記録している。バイエルン、レアルが強いことも関係しているとはいえ、勝率が69%に達しているのは見事だ。 超ユーティリィ選手として今後5年はトップレベルで戦っていけるはずで、本来はもっと高い評価を得るべき選手なのだろう。
構成/ザ・ワールド編集部