【髪を育てる洗い方】髪が生えやすい土台作りのための洗髪と心得て。
CHECK! 洗ってすすぐ際に、注意したいのはここ。
丁寧に洗っているつもりでも、いつものクセでつい同じ場所に手がいきがち。そんな心あたりのある人が洗えていないと指摘されるのが、頭頂部、衿足、つむじと並んで耳の後ろのあたり。ここは特に、洗いとすすぎを念入りにしておきたいところだ。 「洗うときに気をつけるのはもちろんですが、耳の後ろは流しも甘くなりがち。特に上からシャワーを当てている人は、額から頭頂部にかけて水を当てているので届きにくい。ごしごしして摩擦を与えるのはよくありませんが、耳の後ろ部分は臭いが発生しやすい部分でもあるので、指を通すようにしてすすいでください」
「トリートメントは、毛先を中心につけてください。長い人は特に、手のひらでキュキュッと優しく髪の中に揉み込むようにして。ブラシやコームを使うと、トリートメントが入ると同時に余計な分は落ちていきます。その場合には引っ張りすぎず、髪の間を優しく通すなど、注意が必要です」
STEP7.すすぐ
「せっかく入れた成分が流れてしまうのでは、とすすぎが足りない人が多いのですが、トリートメント後のすすぎもシャンプー時と同じくしっかりと。頭皮を中心に恐れずすすいで」 トリートメントは油分が多いので、背中や顔周りについてしまったら、特に念入りに落とすことも大事。そのままにしておくとニキビなどの原因に。
CHECK! 洗髪はどのくらいの頻度と回数がよい?
「1日おきでちょうどいい。もしそれで気持ちが悪いという場合は、泡が立たないジェル状のドライシャンプーを取り入れるという方法も。頭皮につけて揉んで、ブラシがあればそれを使って。私は泡のシャンプーの日とそうでない日を作っています」 毎日のシャンプーは頭皮脂の過剰分泌につながったり、逆に取り除きすぎて乾燥肌になる可能性も。 「3日おくと菌が繁殖してしまうので、2日をマックスにドライシャンプーを取り入れながら、がおすすめ。シャンプーの回数は1回で。汗をかいたときには2度洗いしてもよいですが、すすぎをいつもより丁寧に心がけて」