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国鉄時代のラッセル車・回転雪かき車 厳しい冬の生活、今に伝える巨体

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福島民報

 西会津町の四九号国道から大久保野沢停車場県道に入り、鳥追観音で知られる如法寺に向かって車を走らせると、道路脇に突然黒色の巨大な列車が姿を現す。国鉄時代に活躍したラッセル車と回転雪かき(ロータリー)車だ。  車両は一九七七(昭和五十二)年に設置された。当時の町広報紙などによると、車両の払い下げ先を探していた国鉄から、町内尾野本出身の故新田正夫さんが引き取った。新田さんは「子どもたちの学習教材と雪国・西会津の名物に」と町に寄付した。同寺の三留晃衛(こうえ)住職(67)によると、当時の車体は色あせていたが、十年ほど前に国鉄OBが無償で現役の時のような色に塗り直してくれたという。設置当時は、同様の車両展示は北海道と同町の二カ所のみといわれていた。  三留住職は「厳しく大変だった昔の冬の生活を今に伝える存在」と貴重な展示物の意義を語る。

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