2021年、1番おすすめのスイーツは? 厳選の5品を発表!
2021年もたくさんのスイーツ店が続々とオープン。そのなかから、今年のナンバーワンと太鼓判を押すスイーツを舌の肥えたエディター陣が選出! 推しコメントとともに発表する、5つの受賞スイーツをチェックしてみて。
もちづき賞 : 「teal(ティール)」の「ジェラート」
人気パティスリー「ease」の大山恵介シェフ、元「パスカル・ル・ガック」の眞砂翔平シェフがタッグを組んだ、チョコレートとジェラートの店「teal」。まるでレストランのデセールのような素材の組み合わせが印象的なジェラートは、ひと口食べるごとに幸福感が高まっていくおいしさ! たとえば「あまおう&柚子」は、チャーミングないちごの甘酸っぱさが、柚子の香りをまとってぐっと端正な印象に。さらにオリーブオイルをかけることで、いちごの香りとフレッシュ感が際立ち、なんとも爽やかな食べ心地。素材の味を引き立てながら、決してそれだけではない、パティシエならではの感性で食べ手に新しい発見を届けてくれるジェラートです。 アマゾンカカオのジェラートは、カカオの風味を生かすために乳脂肪は控えめにしているそうで、驚くほどフルーティ。カカオはフルーツであることを実感させてくれます。でも、口当たりはとってもなめらか。ほかにも「和栗とオレンジ」「タルトタタン」「洋梨&バジル」など気になるフレーバーが豊富にラインナップしていて、しばらく通ってしまいそう。
せき賞 : 「レガレヴ」の「プロフィットロール」
おいしさ、シェフのこだわり、本場感。この3ポイントを判断基準とさせていただいたとしたら、パリからやってきた新店「レガレブ」のデザートは、どれもハイスコアを獲得する、今年の私的アワード受賞スイーツに決定! とくにこちらの「プロフィットロール」、カカオ感が前面に出たチョコレートソースとクランブルの食感、濃厚ながらさらっと口のなかで溶けてゆくバニラアイスとさくさくのシュー、とバランスも味わいも唯一無二のおいしさで、この秋にオープンしてから何度食べたことか。 カウンター越しにシェフが目の前で仕上げてくれるのをかぶりついて眺められる、特別感もひとしおです。 チョコ好きからしたら悶絶級のデザート「プロフィットロール」ですが、ほかにもフランスらしいデザートがメニューにはずらり。お米をクリームで煮たバニラが香るリゾットのようなデザート「リオレ」(事前予約のみ)は、米文化の日本人は一瞬たじろぐかもしれないですが、一回食べたらそのとりこになるはずだし、シグネチャーの「スフレ」ももちろん必食。これから行こうとお考えの方は、計3回はマストで訪れてほしい!