水谷豊「相棒season23」第5話10・4% 殺人事件と幽霊騒動のつながりに挑む特命係
水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第5話が20日に放送され、平均世帯視聴率が10・4%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・8%だった。 水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。通算10シーズン目となるアニバーサリーイヤーは、警視庁創立150周年でもある。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。 ◆第5話のあらすじ 右京が休暇で訪れていた山間のホテルで、客室スタッフが刺殺される事件が発生。遺体の手にはなぜか、東南アジアにしか生息していない珍しいチョウが握られていた。 そんな中、宿泊客が“人だま”を見たといううわさを耳にした右京は、興味津々で調査を開始。聞けば、このホテルは心霊スポットとして知られていて、わざわざ幽霊目当てで訪れる物好きもいるという。 捜査に合流した薫は、館内で問題のチョウをスケッチしている少女と出会い、一緒にチョウを探す。しかし、療養中だという少女が体調を崩してしまい母親が保護。その場に父親も現れるが、夫婦は別居中らしく、関係はギクシャクしていた。さらに、殺害現場は父親がチェックアウトしたばかりの部屋だと判明。 一方、支配人の織田(遠山俊也)は捜査に協力的なものの、最近悩んでいる様子だったという証言もあった。 捜査のかたわら、人だま探しに没頭する右京。殺人と幽霊騒動の意外なつながりは? 連鎖する奇妙な事件に特命係が挑む。