懲役4年の衝撃…新井浩文被告の皮算用はこうして狂った
二審もまた、実刑判決だった。 出張マッサージ店のセラピストに性的暴行したとして、強制性交の罪に問われた新井浩文被告(41)の控訴審判決公判が11月17日、東京高裁で開かれ、懲役4年の実刑を言い渡された。 【画像】『関ジャニ∞』錦戸亮が瑛太にボコボコに殴られた現場写真入手 「当初は頑(がん)として示談に応じなかった被害女性との間に和解が成立。300万円の慰謝料を支払ったそうです。俄然、強気になった新井被告は控訴審でも合意のうえでの性交だと思っていたと無罪を主張。少なくとも執行猶予はつくだろうと思っていたはずです。ところが、強制性交は非親告罪だからか、和解の効果は薄く、一審判決から1年減刑されただけの懲役4年。皮算用は狂った」(司法担当記者) 芸能人御用達の会員制デリバリーヘルスに勤務していたAさんは新井被告の「感覚のズレ」を指摘する。 「何度か自宅に呼ばれたことがあるんだけど、いいお客さんでした。ほとんどの芸能人が私たちを性欲処理マシンとしか見ていないなか、新井さんは会話を大事にしてくれる。下ネタをポンポン飛ばす、明るいエロでした。プレイもしつこくなくて淡白なくらい。今回の件も、デリヘルのノリでいっちゃったんだと思う。法廷でも『ダメよダメよも好きのうちだと思っていた』みたいなことを言っていましたから。やっちゃったなと……」 被害者の女性が働いていた店は、もちろん性的サービスを提供しておらず、「性行為を要求しない」などと禁止事項が書かれた同意書に新井被告はサインしていたが、一審では「全然確認していません」と開き直っていた。 最高裁まで争う見込みだが、上告が棄却されれば、刑が確定。新井被告は収監される。今後復帰の目はあるのか。 「新井被告の法廷での証言に世の女性たちはドン引きしている。地上波テレビからは間違いなく追放。動画配信サービスですら厳しい。小劇場の舞台か単館レベルの映画ぐらいしか、受け入れてくれる場所は思いつかない」(芸能プロ幹部) 役者としての道はほぼ閉ざされたと思っていいだろう。 『FRIDAY』2020年12月4日号より
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