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「声が届かない政権」を痛感 世界との差は開いた

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日経doors

慶応大学4年生で、若者の政治に対する意識が高いデンマークに留学経験がある能條桃子さん。2019年7月に実施された参議院選挙の投票2週間前に「NO YOUTH NO JAPAN」という団体を立ち上げ、インスタグラムで若者に投票を呼びかけて波紋を広げました。その後も政治に関する投稿を続け、現在のフォロワー数は4.7万人にまで広がっている。そんな能條さんに安倍晋三首相退任について思うところを聞いた。 【関連画像】「NO YOUTH NO JAPAN」という団体を立ち上げ、インスタグラムで政治に関する投稿を続ける能條桃子さん。安倍首相が退任を発表した日もライブ動画を配信した ※今回のインタビューでの発言は、能條桃子さんご本人の考えであり、NO YOUTH NO JAPANを代表するものではありません。 ●さまざまな問題がスルーされた 日経doors編集部(以下、――) 第2次安倍政権が終わりを告げました。どんな思いを抱きましたか? 能條桃子さん(以下、能條) 私が14歳のときから安倍さんが首相に就いていたので、良くも悪くも「政治といえば安倍さん」という印象が上の世代より強いです。率直に思うのは、政治になかなか声が届かないんだなということです。安倍政権のせいなのか、日本の政治のせいなのか分からないのですが。  例えば集団的自衛権の行使容認などを盛り込んだ安全保障関連法が成立する前に、国会前にあれだけ人が集まって抗議してもすんなりと決まってしまった(編集部注 アメリカなど日本と密接な関係にある国が攻撃されたとき、日本が攻撃されていなくても反撃する権利を集団的自衛権と言う。自民党は憲法違反にはあたらないと主張したが、野党は違反していると主張した)。  公文書改ざんの問題もそうですよね(編集部注 学校法人「森友学園」に国有地が安すぎる価格で払い下げられ問題に。そして財務省が国有地払い下げの経緯を記した文書を国会に提出した際、安倍首相や昭恵夫人の関与が疑われかねない記述を削除していた)。問題視している人が多いのに、大きな問題になることなく進んでしまっている。  こんな状況が続くと政治は勝手に誰かがやっているもので、自分たちとは関係のないものという気がしてしまう人が多いと思うんです。

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