Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

3候補 雨にも負けず 富山県知事選、舌戦ヒートアップ

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
北日本新聞

 50年ぶりの保守分裂に、1948年以来となる女性候補が割って入る形となった三つどもえの富山県知事選。新人の新田八朗(62)、川渕映子(71)、現職の石井隆一(74)の3候補の舌戦は、告示された8日から早くもヒートアップした。時折冷たい雨が降ったが、出陣式を終えると街頭演説に飛び出し、支援者に駆け寄って「グータッチ」をしたり、懸命に両手を振ったりしてアピールした。  集まった支持者に向かって大きく手を振り、富山市の出陣式の会場を後にした新田候補。初日は高岡、氷見、小矢部、砺波、射水の5市を回り、7カ所で街頭演説した。最初に選挙カーを降りたのが、高岡大和が撤退し、再生に向けた取り組みが進む高岡市御旅屋町の御旅屋セリオ前。100人以上とみられる聴衆の前に立つと、「呉西の経済を活性化し、富山と高岡、二つのエンジンで富山県を引っ張る」と声を張り上げ、大きな拍手を浴びた。移動中も、選挙カーの中からすれ違う車に盛んに手を振った。

 川渕候補は、はじけるような笑顔を浮かべながら、富山市の出発式会場を出た。その後、同市内の9カ所で街頭演説を行った。まず訪れたのは地元の萩浦小学校区にあるショッピングタウン北の森。支持者や足を止めた買い物客ら一人一人と目を合わせながら、子どもや女性、高齢者に寄り添う政治の重要性を訴え、「医療、介護、保育の分野で頑張っている人への手当を厚くしたい」と力を込めた。選挙カーに乗り込んだ後も、両手を上げて聴衆に大声で「ありがとうございます」と、感謝を伝えていた。  富山市での出陣式を終えた石井候補は、大勢の支援者とグータッチを交わしながら選挙カーに乗ると、各地での「出陣式」に向かった。射水、氷見、小矢部、砺波、高岡の5市の10カ所で熱弁を振るい、それぞれの地域課題に触れながら4期16年の実績を語った。陣営が「できるだけ回ろうと厳しいスケジュールになった」と言うように、後半は時間がなくなり駆け足に。午後3時半ごろに到着したJAとなみ野本店の駐車場では、「市長と協力し、砺波の発展に全力を尽くす」と強調。目を見開いて言葉に力がこもった。

【関連記事】