防疫当局「上半期に導入が確定したコロナワクチンは904万人分、これで1200万人が接種可能」=韓国
韓国では、コロナワクチン需給を巡る懸念が高まる中、防疫当局が追加説明に乗り出した。具体的なワクチン追加導入のニュースはなかったものの、物量管理などを通じ、上半期に1200万人の接種を完了するという計画を出した。 【写真】もっと大きな写真を見る コロナ予防接種対応推進団は6日、報道資料を通じ、今年上半期に導入が確定したワクチンは計904万4000人分(1808万8000回分)だと明らかにした。推進団の上半期の接種目標は1200万人だ。 904万4000人分のうち、先週末に到着したコバックス、アストラゼネカワクチン21万6000人分(43万2000回分)とファイザーワクチン12万5000人分(25万回分)を含め、計168万6500人分(337万3000回分)が現在までに導入されている。 第2四半期(4~6月)内に導入が確定した量は735万7500人分(1471万5000回分)とのことだ。具体的には、△個別契約のアストラゼネカワクチン350万人分(700万回分)、△個別契約のファイザーワクチン287万5000人分(575万回分)、△コバックス・アストラゼネカワクチン83万4000人分(166万8000回分)、△コバックス・ファイザーワクチン14万8500人分(29万7000回分)などだ。推進団は、当該ワクチンについて早期導入のために持続的に協議していると付け加えた。 推進団は「ワクチンの導入規模と時期、2次接種の間隔、接種率などを考慮し、徹底した在庫管理を通じ、導入されたワクチンを有効に活用し、1次接種を最大限拡大する計画」と述べた。 続いて「上半期に導入が確定したワクチン904万4000人分(1808万8000回分)は上半期に1200万人の接種が可能な量で、2次接種も支障がないよう、物量確保と管理を行う計画だ」と付け加えた。 これについて政府は、ワクチン需給の全省庁総力対応のため、1日から‘汎政府ワクチン導入TF(タスクフォース)'を稼動しており、ワクチンの早期導入および適時の供給に向けて全方位的に努力し、11月の全国民集団免疫形成に支障がないよう推進する予定だと改めて強調した。
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