“世界最高の2nd GK”の将来は?リヴァプールGKの去就に指揮官「役割を受け入れるかどうかは…」
リヴァプールのアルネ・スロット監督は、GKクィービーン・ケレハーの将来について語っている。 守護神ケレハー、レアル・マドリー戦で最高評価! 2019年に20歳でリヴァプールのトップチームデビューを果たしたケレハー。以降は正守護神アリソンの控えGKとして主に国内カップ戦などで出場機会を増やしていた。しかし、近年ケガに悩まされるアリソンに代わってプレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)でも出場機会を得ると、そのパフォーマンスが高く評価されることに。27日のレアル・マドリー戦では、キリアン・エンバペのPKを完璧にストップするなど、2-0の勝利に大きく貢献している。 そんな26歳のアイルランド代表GKだが、去就に大きな注目が集まっている。リヴァプールでは、来夏にジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが合流予定。アリソンと合わせ、トップクラスのGK2人と1つのポジションを争うことになる。また、ケレハー自身は9月の時点で「ここ数年間は移籍希望やNo.1になって毎週プレーしたいと明確にしてきた。クラブは別のGKを獲得するという決断を下したね。僕の野心は明確だよ」と移籍希望を公にしていた。 そうした中で、スロット監督がケレハーの去就に言及。記者団に対して「GKだけでなく、すべての選手がNo.1になることを望んでいる。役割を受け入れるかどうかは選手次第だ」とし、以下のように続けた。 「彼は最初から今まで、プレーするときもしないときも、自分の役割を受け入れてきた。来季のことを考えるのはまだ早いよ。私はすべての選手が毎シーズンプレーすることを望んでいて欲しい。『今日はベンチで嬉しい』なんて言うのは間違いだ。それが普通だよ。全員がプレーする意欲を持っているはずだ。だが、プレーできない場合はいつも通り行動しなければならない。そして、現時点ではみんなそうしてくれているよ」 アリソンは長期離脱が予想されているため、今後もリヴァプールのゴールマウスを守る可能性が高いケレハー。一部では“世界最高の2nd GK”とも評価されている26歳だが、今後の動向に注目だ。