見上愛、フジ月9初出演「119エマージェンシーコール」でクールな指令管制員「成長や変化が楽しみ」
女優の見上愛が、来年1月13日スタートのフジテレビ系ドラマ「119エマージェンシーコール」(月曜・後9時)に出演することが決まった。3日にフジテレビが追加キャストを発表し、見上は“月9”初出演でクールな指令管制員を演じる。 【写真】見上愛、大河「光る君へ」での姿 同作は女優の清野菜名が主演で、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ指令管制員(ディスパッチャー)の活躍を描くオリジナルストーリー。見上が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員・新島紗良(にいじま・さら)。指令管制員としての能力が高く、電話越しでは常に冷静沈着な態度を崩さない。ただ、オフの社交性は皆無のため、仕事以外の時間に必要以上に他人と関わろうとはしない。主人公・粕原雪(かすはらゆき、清野)より年齢は若いがキャリアは先輩…というキャラクターだ。 見上は現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・後8時)の中宮・彰子役でブレイク。同じく放送中のテレビ朝日系「マイダイアリー」(日曜・後10時15分)では主人公の友人・長谷川愛莉を熱演している。2023年の映画「レジェンド&バタフライ」や今年のフジテレビ系「春になったら」などの人気作に続々と出演。22年からはJRAの年間プロモーションキャラクターも務めている。 見上は今回の役柄について「すごく真面目で、仕事熱心な女性だなと思いました。仕事に真っすぐ取り組んでいるのですが、不器用なところもあって。あまり人間関係が得意ではないキャラクターなので、そこがどう変わっていくのかを楽しみながら演じていけたらと思っています」とコメント。また「それぞれのキャラクターがいろいろな思いを抱えながらこの職場で働いているので、一人一人の成長や変化が楽しみだなと思っています」と期待し「私は初めて月9ドラマに出演させていただくのですが、いろいろな人間模様が皆さんの生活に関わっている仕事の中で描かれているドラマだと思うので、月曜夜9時はどうかテレビの前で楽しみにお待ちください!」と呼びかけた。 見上のほかに、俳優の一ノ瀬颯と前原滉の出演も発表された。一ノ瀬は2021年の「ナイト・ドクター」以来、約3年半ぶりの月9。横浜市消防局・司令課3係の指令管制員・与呉心之介(よご・しんのすけ)を演じる。救命措置を行うのが得意だが、頭に血が上りやすく、通報者から文句を言われたり罵倒されたりするとつい強く言い返してしまう…という役柄。一ノ瀬は今回の出演に「すごくうれしかったです!月9ドラマに出演させていただけること、そして魅力的なキャラクターを演じさせていただけることがとても光栄で、“とにかく頑張ろう!”という思いでした!」と興奮。「指令管制員に焦点が当たるドラマは今までなかったと思うので、人と人や命を“つなぐ”職業を演じさせていただき、その結果多くの人にドラマを通して指令管制員という職業を伝えていけたらいいなと思います」と語った。 初の月9レギュラー出演となる前原は、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員・箕輪健介(みのわ・けんすけ)役を演じる。学生時代の夢は落語家だったが、しゃべりの練習に始めたコールセンターのバイトで適性を認められ、周りの薦めもあって指令管制員に。体力に自信がなく、現場勤務も経験したが、自分には指令管制員の仕事が天職だと思っている…というキャラクターだ。前原は「昔から見ていた月曜9時の枠に、レギュラーキャストとして自分が出演させてもらえるのは素直にうれしかったです!!」と感激。「一度、実際の現場を見せていただいて、“とんでもない仕事だな…!”と思いました。絶対になければならない仕事なのに、自分の様にちゃんと知らない人も居ると思うので、指令管制員のことを、ドラマを通して皆さまにお届けしたいです!」と意気込んだ。
報知新聞社