済州4・3犠牲者に対する被害補償の道が開く…「4・3特別法」国会通過=韓国
「済州4・3事件」犠牲者らに対する名誉回復と被害補償の道が開かれた。 韓国国会は26日に本会議を開き、チェジュ(済州)4・3事件の犠牲者に決定された人に対する慰謝料などの支援の根拠を盛り込んだ「済州4・3事件真相究明および犠牲者の名誉回復に関する特別法」改正案を処理した。 【写真】もっと大きな写真を見る これに歩調を合わせて、行政安全部では1万4530人余りに及ぶ済州4・3事件の犠牲者に対する賠償・補償基準を準備するための予算研究用役を発注した状態だ。6か月間にわたって、賠償・補償の支給基準、支給方法などについての補完立法が準備される予定だ。犠牲者に対する補償金は、計1兆3000億ウォン(約1228億円)程度と推定される。 改正案を代表発議したオ・ヨンフン共に民主党議員は、「研究用役の結果が出れば、補完立法を通じて2022年の政府予算案に反映させる計画だ」とし「済州4・3特別法の通過は、終わりではなく新たなスタートだ。大韓民国の過去の問題に大きな里程標になるものと期待する」と述べた。
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