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いよいよ昭和基地へ! 船上生活から上陸まで 写真で振り返る第61次南極観測隊 番外編(2)

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 南極観測船「しらせ」がオーストラリア西部の港町、フリマントルを出港してから約1カ月。ついに昭和基地が目前に迫った。そしてしらせの上での年越し。海上自衛隊、観測隊も元日だけは仕事が休みだった。写真とともに振り返りたい。(気象予報士、共同通信=川村敦) ①しらせ船内での金曜日のカレーはよく知られているが、毎月9、19、29日は「ニクの日」としてステーキが出た。普段は昼食に肉、夕食に魚というパターンだが、ニクの日だけは昼食が魚になり夕食がステーキに。観測隊員も海上自衛隊員も楽しみにしていた。 ②しらせでクリスマスのイベントがある―そう聞いた瞬間、記事の見出しは「船上のメリークリスマス」だと思った。船の上では季節感がなくなりがち。海上自衛隊のクルーはこうしたイベントをとても大事にしていてよいと思った。一足先のクリスマス行事で、仮装したしらせの乗組員たちもなんだか楽しそうだ。 ③年末には、オーストラリアのフリマントルを出港後、南極に向かう海上で自分たち以外に初めて人工物を見た。船体に「CHINARE」とあるあたり、中国の観測船らしい。

④絶景かな―。しらせの甲板には、露天風呂「白夜の湯」も登場した。くつろぐ観測隊員。海氷やペンギンを見ながら入る風呂は、格別だった。長い旅路にはこういう息抜きも必要だ。ただし、湯船から出るとめちゃくちゃ寒い。 ⑤しらせが昭和基地に近づき、第61次南極観測隊を乗せたヘリコプター第1便が到着した。待っていたのは第60次越冬隊だ。がっちりと握手を交わす。 ⑥到着した日には、早速「海氷講習」があった。海に張った氷は一見がんじょうそうだが、ところどころ割れ目があり、危険がたくさんあるのだ。安全に歩くための方法を講習する。 ⑦昭和基地沖に停泊するしらせ。周囲には何もない。自衛隊員も観測隊員も、しらせがなくては南極では生きられない。頼もしく見えた。海上自衛隊のヘリコプターから撮影=12月30日 ⑧昭和基地には入ったものの、第61次隊で夏期間に滞在する隊員たちの宿舎の準備は、まだできていなかった。そのため、日帰りでしらせへ。12月31日の夕食は年越しそばだった。

⑨航海中、ずっと仕事をしている観測隊も自衛隊も、1月1日だけは休日。そのためのおせち料理を用意する自衛隊員。一方、調理担当隊員も1日は休日モードになるため、晩はカップ麺とレトルト食品と簡素になる。 ⑩しらせ船内には大晦日、「ミニ除夜の鐘」が登場した。紅白歌合戦もない船内で、少しでも年末の雰囲気を出そうという演出だ。 観測隊|南極観測のホームページ|国立極地研究所 https://www.nipr.ac.jp/antarctic/jare/

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