オリックス・ドラフト1位の麦谷祐介が入団会見 「スーパースターになれるように…全力プレーを見て」 背番号は「8」
オリックスのドラフト1位指名、富士大・麦谷祐介外野手(22)は29日、大阪市のホテルで開かれた新人選手入団発表での会見で「小さい頃からの夢が本当にかなったので、これからがスタートなので(岸田)監督がおっしゃいましたけど、スーパースターになれるように頑張りたいなと思います。脚を使った守備走塁だったり、広角に長打を打てる打撃を見ていただいて、それ以上に見てほしいのは全力プレーを見ていただきたいと思います」と抱負を語った。契約金は9000万円、年俸は1500万円(金額はいずれも推定)。背番号は高校時代にもつけていた「8」に決まった。 球団から走攻守3拍子そろった即戦力の外野手と評価される麦谷は、仙台市出身で180センチ、81キロの右投げ左打ち。大崎中央高(宮城)では甲子園出場なし。富士大(北東北大学リーグ)では最多本塁打1度、最多打点2度、最多盗塁5度、ベストナイン3度と活躍した。全国大会(神宮)では通算3本塁打しており、4強となった昨年春の大学選手権では青山学院大の下村海翔投手(現阪神)から左越えに本塁打、昨秋4強となった明治神宮大会では青山学院大の常広羽也斗投手(現広島)からも本塁打を放った。今秋の明治神宮大会では「2番・中堅手」で先発出場も、初戦で創価大に敗退した。 担当の岡崎大輔スカウトからは「脚力と守備範囲の広さはアマチュアトップクラス」と評されており、即戦力として外野の一角を狙う。
中日スポーツ