地元凱旋32歳が「反則級」 常勝軍団からJ2移籍…7戦4発に反響「存在価値は別格」
山形の土居聖真が8月のJ2月間MVP受賞
今夏にモンテディオ山形へ移籍した元日本代表MF土居聖真は、9月17日に発表された8月度のJ2リーグ月間MVPに選出された。新天地で躍動する32歳のベテランにファンも注目している。 【動画】移籍後7戦4ゴールと量産モード 山形MF土居聖真が8月の月間MVPを呼び込む2ゴール 山形出身の土居は、鹿島アントラーズのジュニアユースに加入。ユースを経由して2011年にトップチームに昇格してから24年夏までの約12年半を鹿島で過ごし、J1リーグ通算52得点をマークするとともに、15年からは伝統の背番号8を付けてプレーしていた。 そんな土居は、今夏に生まれ故郷でもある山形へ電撃移籍。8月3日のJ2リーグ第25節、アウェーでのファジアーノ岡山戦(1-1)に早速出場してゴールを決めた。さらにその後も活躍を重ね、9月14日のザスパ群馬戦前までにリーグ戦6試合3ゴールを記録していた。 そして群馬戦で7試合連続スタメン出場となったなか、開始10分に右サイドからのクロスに飛び込んで頭で流し込み、チームも4-1で勝利を収めた。 移籍後7戦4ゴール、8月は5試合で2得点1アシストを挙げたなか、土居は8月度のJ2リーグMVPを受賞。足立修委員長は「移籍後すぐアジャストして、地元を助けるためにフルパワーで結果を出している。攻守にわたってチームを引っ張る存在価値は別格」と理由を語っている。 土居本人は「この度は名誉ある賞を受賞させていただき嬉しく思いますが、これは僕の受賞ではなくモンテディオ山形全てに関わる人達の受賞です。僕一人では受賞する事はできません。モンテディオ山形のチームメイト、スタッフ、ファンサポーター、家族、スポンサー様みんなが認められた物です。まだまだ山形のために全力を尽くして行きます。ありがとうございました。そして皆さんおめでとうございます」とコメント。ファンからは、「若返った?」「キラキラして見える」「救世主」「納得。そして反則級」「そらそうよ」「月間MVPキターー」といった声が寄せられている。
FOOTBALL ZONE編集部