マダガスカル固有種のキツネザル、密輸先から返還
(c)AFPBB News
【12月4日 AFP】タイに密輸されたマダガスカル固有種のキツネザル「ワオキツネザル」16匹が、今月1日にマダガスカルに返還された。 長期にわたる捜査により、国際的なペット密輸ネットワークが解体され、今回の返還が実現した。首都アンタナナリボの空港には、木箱に入ったキツネザルが到着した。 マダガスカルの環境省は、タイに密輸されたブラウンキツネザル数十匹の他、固有種のカメ2種、計900匹以上が今週中に返還される予定と発表した。 密輸された4種については、ワシントン条約(CITES)で絶滅の恐れがあるとされている。(c)AFPBB News