計9052安打の伝説トリオ、大谷翔平3ランを絶賛&パドレスに疑問「なぜ勝負?」「理解に苦しむ」
地区シリーズ第1戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。初のポストシーズン(PS)でいきなり活躍した大谷を、錚々たるレジェンド3人が絶賛した。 【動画】弾丸3ランの瞬間「ド軍ベンチ大興奮じゃんw」 敵は天を仰いだ…大谷翔平が悲願のPSで生んだ実際の光景 自身初のプレーオフ。大谷が躍動した。3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。相手先発シースの高め速球を打ち砕き、右翼席に同点3ランを突き刺した。スイング直後、大谷は絶叫。持っていたバットにむき出しの感情を込めるかのように、両手で横方向に放り投げた。ガッツポーズも飛び出し、大歓声の中でダイヤモンドを一周した。 試合を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の試合後番組には、アレックス・ロドリゲス氏、デービッド・オルティス氏、デレク・ジーター氏の3人がそろった。あわせて通算9052安打、1497本塁打という超豪華レジェンドの揃い踏みだ。 大谷について、ロドリゲス氏は「今、日本は昼の1時20分だ。国全体でお祝いしていることだろう。この男はアンビリーバブル。もう言うことが尽きてきた」と絶賛。これに反応したオルティス氏は「教えようか、私はオオタニの最初の打席で彼の表情を見ていたんだ。彼は自分の世界にいるように見えたんだ」と打席の大谷の様子を表現した。 続けて「これが彼にとって初めてのプレーオフということは分かっているが、彼は本当に素晴らしい打者だ。冷静そのもの。彼のボディランゲージが全てを示している。試合で彼は変わらない。プレーオフであろうが、レギュラーシーズンであろうが関係ないんだ。彼は最高のレベルでパフォーマンスする。何があろうとね」と絶賛した。 この意見にジーター氏も同調。「彼にとっては簡単な試合だったね。彼にとってスプリングトレーニングであろうが、レギュラーシーズンであろうが、ポストシーズンであろうが違いはない。この試合にあたって彼は緊張していないと言っていた。そして彼はそれを証明したんだ。彼に使う形容詞が尽きてきた」と、Aロッド同様に称賛の言葉に悩んでいる様子だった。 ジーター氏は大谷と勝負したパドレス側に対し「なぜ彼に投げるんだ? なぜ一塁が空いているのに彼と勝負したのか、いまだに理解に苦しむよ」と疑問も口にした。ロドリゲス氏は「一塁ではなく、三塁だが、関係ないよね。塁が空いているなら、歩かせるべきだ」と話した。
THE ANSWER編集部