<海に眠るダイヤモンド>第5話 “リナ”池田エライザ、悲しい過去を明かす(前話のネタバレあり)
神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)第5話が11月24日に放送される。 【写真特集】“リナ”池田エライザの悲しい過去とは? 土屋太鳳、杉咲花の場面カットも
前話は……進平(斎藤工さん)から精霊船のお供え物のウリを手渡されたリナ(池田エライザさん)。ウリを食べると、進平から「端島のおきて。お供え食べたら、来年返さないけん」と言われる。「来年?」というリナに、進平はほほ笑む。
男たちが集まって、ある映像を見ていた。「もうすぐ(出てくる)」と説明した男は「これ! これ!」と、ある女性を指さした。リナだった。「やっと見つけたばい」と笑う男は「どこや? ここ」と問い掛ける。すると「端島! 端島たい!」という答えが飛び出し……。
第5話は……現代。いづみ(宮本信子さん)宅にDNA鑑定の結果が届く。いづみと玲央(神木さん)に血縁関係はあるのか。次々と明らかになる真実。2018年に生きるいづみは一体誰なのか?
1958年12月。「全日本炭鉱労働組合」の意向で、一平(國村隼さん)や進平(斎藤工さん)ら鉱員は期末手当増額を求める部分ストライキをしようとしていた。だが、鉄平(神木さん、二役)ら鷹羽鉱業側はその要求を退けて鉱山のロックアウトを実施。ロックアウトされると賃金も出ないため鉱員たちは生活に困るのだ。
父や兄、そして家族同然に思う鉱員らとの対立という不本意な事態に、鉄平は労働組合制度の仕組みに疑問を持つ。鉱員の間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹さん)への不満が広がっていた。
リナは進平に、自身の悲しい過去を語り始め……。
脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんの、ドラマ「MIU404」(同局系)・映画「ラストマイル」チームが手掛けるドラマ。明治初期から戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした愛と友情、家族の物語だ。