大谷翔平「あと少しで完全試合」に全米も震撼…マドン監督は大記録続行なら球数制限を解除して挑戦させていた考え明かす
また同記事は大谷の投球内容についても分析。 「大谷は、彼の持ち球すべてに鋭さがあり、特にスライダーが良かった。彼は投球の43%でスライダーを投げ、今シーズンの最初の2度の先発で投げた28.7%、あるいは昨シーズンに使った21.8%よりも大幅に増えていた」と、バックドアと言われるスライダーを有効的に使っていたことを指摘。 マドン監督は「彼にスカウティングリポートを与える必要はない。彼は相手を知っている。どのような感触か理解している。彼が見たもの、感じたものをベースに打者を攻めている。もしスライダーがとても良ければ、スライダーを投げて気の向くままにストライクを奪うだろう。彼の取り組みの天才的なところだ」と説明したという。 また捕手のマックス・スタッシも「彼は1球目からゾーンに入り込んでいた。彼は絶え間なくストライクゾーンを攻めていた。今夜はずっと支配的だった」と、大谷の投球を絶賛した。 MLB公式サイトは「大谷が打席で歴史を作った後にもう少しでパーフェクトを達成」との見出しを取り「大谷が水曜日に完全試合を達成しそうになった。5回と少しのイニングで彼には(アストロズ打線は)まったく手の施しようがないように見えた。1900年以降で投球前に2度打席に立った初めての先発投手となった大谷は、登板前に歴史を作り、(その投球は)彼らしいものだった」と伝えた。 記事は、「キャリアで初めて連敗して、この試合に臨んだ大谷は完璧だった。彼の成績は、メジャーで2戦目の先発となる2018年4月8日のアスレチックス戦のキャリアハイの投球に匹敵する6回1安打、1四球、12奪三振だった。彼の日本での最多奪三振は2014年7月9日の16。打者としても彼は4打数2安打で、二塁打1本、2打点、1四球、1得点を記録した」と紹介。 マドン監督の「今夜は最高だった。素晴らしかった。ヒューストンに厳しい時間を与えるに十分で、彼はマウンドと打席でそうしたいと望んでいたと思う」というコメントを紹介した。