高さ17メートル、絶壁の難コースに挑む 寒河江でクライミング大会
高さ最大17メートルのリードクライミング壁を有する寒河江市のノバリアクライミングジムで7日、初の本格的な大会「ノバリアリードカップ」が開かれ、小中学生や世界を舞台に活躍する選手が腕を競い合った。 同クライミングジムが主催し、県内外の約80人が7区分に分かれて出場。ワールドカップシリーズで優勝経験がある男子選手4人も参戦した。東京五輪の課題設定を行ったセッターらによる難コースで、完登を目指す選手たちに声援と拍手が送られた。 オープン男子は、世界ランキング2位の小俣史温選手(日体大)が優勝。2023、24年のリード・ジャパンカップを連続で制した実力者は、「これほど高い壁は海外にしかない。こういった場所で成長した子どもたちが今後国内や世界のトップ選手になると思う」と話した。 8日には小学生以上を対象とした、当日参加可能なボルダリングイベントを開催する。