会員権がNFTに 世界初“NFTレストラン”が、来年ニューヨークにオープン
米国の企業家、ゲイリー・ヴェイナチャック氏率いるVCRグループは、世界初の“NFTレストラン”となる「Flyfish Club」を来年2023年にオープンすると発表した。これはメタバースなどのデジタル空間にではなく、米ニューヨークに物理的店舗として登場するようだ。 【関連画像】週間62億円を売り上げる“クマのNFT”とは? 「Flyfish Club」は会員制で、VCRグループが生成するNFTを所持している人のみが会員資格を得ることができるという。会員用のNFTは2.5ETHのものと、4.25ETHの2種類あり、それぞれ現在の価格でおよそ95万円と140万円だ。また「メンバーシップはNFT所有者の資産となり、購入後に流通市場で他の人に販売、譲渡、またはリースすることができる」としており、これ以外に年会費や手数料などは発生しないとしている。 レストランのウェブサイトには、「NFTを利用することで、FFC(『Flyfish Club)』は、特別な体験を提供するメンバー限定のコミュニティを作成できるようになる」と述べられている。会員は、屋外ラウンジ、カクテルラウンジ、メインダイニングエリアなどにアクセスが可能で、そこで開催されるイベントなどにも参加できるようだ。 米メディア『FORTUNE』によれば、これまでのところVCRグループは約1500のNFTを販売しており、合計で1400万ドル(約16億円)を売り上げている。昨年大きな成長を見せたNFT市場だが、この勢いは来年まで続くのだろうか。 〈Source〉 https://www.instagram.com/p/CXizENEuo5B/ https://www.flyfishclub.com/ https://vcrgroup.com/nft/
堀口佐知