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戦後75年、出征兵士の写真返還したい 熊本県関係8人 山口市・三坂神社で「弾除け」祈願

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熊本日日新聞

 戦時中、出征した兵士の無事を願い、全国から2万枚以上の写真が奉納された山口市徳地岸見の三坂神社(佐伯治典宮司)が、熊本県内の住所が書かれた8枚の写真を返還したいと、手掛かりを探している。  同神社は、日清・日露戦争の際、神社で祈願して出征した氏子たちが全員生還したと報じられ、「弾除け神社」として知られるようになった。太平洋戦争時には、写真を奉納する出兵兵士の家族らで列ができるほどだったという。 同神社は戦後、写真の返還を開始し、1979年には奉納者名簿を作成し、本人や家族らを探してきた。だが今も1万枚以上が残っている。  戦後75年のこの夏、新たに神社のホームページで、県別名簿を公開。加えて民放テレビが取り組みを紹介したことで、県関係の22枚のうち14枚の写真の返還先が見つかった。  佐伯宮司(91)は「1枚でも多く、いや全部お返しするまで、私の戦後は終わらない」と力を込めた。 写真に関する問い合わせは同神社のホームページの問い合わせフォームか、ファクス=TEL0835(36)0696=で受け付けている。(宮崎達也)

 残る8枚の県関係の写真に記載された兵士の名前と住所は次の通り(敬称略)。  ▽荒木毅(鹿本郡山鹿町)▽櫻井敏春(高瀬村)▽林田繁喜(宇土郡三角東港旭町)▽木下三次(飽託郡松尾村)▽米村明(玉名郡長洲宝町)▽原隆(鹿本郡田底村)▽江藤常人(鹿本郡八幡村)▽福島義男(本渡町 ※「本荘町」などの可能性もある)

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