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13歳少女が飛び降り自殺 残されたのは「みんな呪ってやる」のメッセージだった

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文春オンライン

「生きジゴク」になっちゃうよ……教員も参加した“葬式ごっこ”が奪った中学2年生の命 から続く 【写真】この記事の写真を見る(5枚)  スマートフォンやタブレットといったモバイル端末が普及し、いまや1人1台が当たり前の時代になっている。電話やメールはもちろん、SNSを通じていつどこにいても任意の相手と連絡を取ることが可能になった。  通信技術の進歩は私たちの生活に利便性をもたらす一方、使い方を誤れば容易に暗い影を落とす原因となってしまう。端末のデータは本人以外の目に触れにくいため、子どもが何か問題を抱えていても保護者が気がつきにくい。その閉鎖性によって、「ネットいじめ」が加速しているという。  長年ウェブと生きづらさをテーマに取材を進めているライター・渋井哲也氏の 『学校が子どもを殺すとき』 (論創社)より、一部を抜粋する。 ◇◇◇

LINEいじめと調査委員会をめぐる混迷――奈良県橿原市いじめ自殺

 2013年3月28日の8時前後、菜絵(享年13、仮名)が自宅から徒歩数分のマンション7階から飛び降りた。  この日、菜絵は所属するテニス部の試合だったが、寝坊してきた。母親の亜弥(仮名)が家事をしていると、菜絵がリビングのドアを開けた。 「ママ……」 「どうしたの?」 「今日、試合やった」  元気がなさそうだったが、亜弥の頭に浮かんだのは「お弁当を用意しないといけない」ということだった。 「すぐ作るから、そのあいだに用意しといて」 「ユニフォームがない」 「あるよ。あとで(部屋に)見に行くから」  いつもならお弁当のほかに菓子パンを持たせるが、急だったために用意できず、おにぎりを作った。菜絵さんが洗面所にいるのが見えた。ユニフォームを着ていた。 「ほら、あったやん」   元気を出そうとして、亜弥さんは少しオーバーに言い、菜絵さんを送り出した。 「気をつけていってきいや」  亜弥が菜絵を送り出し、洗濯物を干していると、固定電話が鳴った。学校からだった。なぜこんなに時間に電話があるのだろうか。「娘さんはもう家を出られましたか」と聞かれた。この電話で菜絵が飛び降りたことを知るが、「内容がショックすぎて、先の会話を憶えてない」と亜弥は振りかえる。

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